【書評・要約】35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画


悩む人

なんか、身の回りにまともな人がいない。。


悩む人

30代を迎えたけどこの先が不安だ。。


悩む人

ぶっちゃけ、会社生活に精神的限界を感じている。


上記のように、「30代で人生に底知れぬ不安を感じている人」に向けて書いています。。

本書のタイトルにある「35歳」という近辺は、悩みの多い年齢だと思います。

20代のころは、とにかくがむしゃらに働いて、生き生きとしていたけど、「なんだか30代を過ぎたころから気持ちが塞ぎがち」という人って結構多いのではないでしょうか?


ゆうすけ

私もガッツリその一人です。


ちなみに私の最近の不安事は、「会社の一員としては何とかやっていけてるけど、実は会社の外では通用しないのではないか」ということです。

私に限らず同僚と話しても、みんな自身のキャリア・人生についての悩みが尽きないようです。


ゆうすけ

30代って難しい時期だよね。。


しかし30代は悩んでよい、というか進んで悩むべき時期なのです。
なぜなら、40代~50代からキャリアの集大成に入るうえで、30代はその方針を決める時期にあたるからです。

皆さんの悩みも「これからの人生をどう生きるか」という点ではないでしょうか?

あなたはこのまま一生を組織の囚人として過ごすつもりですか。

それとも、自分の人生の主人公として生きていきますか。

35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画 本文より


上記の文は本書の引用ですが、もちろん組織の囚人なんて嫌ですよね?

今回の記事では、「自分の人生の主人公として生きていくために30代で考えるべきこと」について解説します。


この記事を読んで分かること

・これからの人生をどう生きるべきか

・人生の主人公になるために30代で身に付けておくべきスキル


日本という「成熟社会」でどう生きるかを考える

30代ではこれからの人生計画を立てるべき。というのは何となく理解できると思います。
しかしその際に知っていてほしい前提があります。

それは、日本が「成長社会」から「成熟社会」に変わった。ということです。

もう少し簡単に言うと「みんな一緒」から「それぞれ一人ひとり」に変わったということです。

ゆうすけ

具体的にどう変わったか教えて!

戦後の日本は、1970年代からいわゆる高度経済成長が始まりました。
当時の日本の勢いは凄まじく、世界の企業の時価総額トップ20をほぼ日本が独占していました。
このときはまさに「成長社会」ですね。

「成長社会」においては「みんな一緒」になって頑張っていれば、経済は右肩上がりで給料も増えていきました。
企業も終身雇用を推進し、定年まで勤めあげるのが普通でした。

ゆうすけ

いわゆるバブル時代ですね。

しかし、1989年にバブルがはじけてからは「成長社会」は終わりを告げます。
少子高齢化による人口減少も相まって経済は低迷していきます。

つまりは「成熟社会」の登場です。「成熟社会」には次のような特徴があります。

・多様化
・複雑化
・変化


ゆうすけ

「成熟社会」では「みんな一緒」はあり得ないんですね。


はい、この「成熟社会」の特徴である「それぞれ一人一人」を理解して人生計画を立てる必要があります。


自分なりの豊かな生活を探す

いきなり「一人一人」と言われても、どういう生活を目指せば良いのか分かりませんよね。
ここで「成熟社会」の生き方を考える上で、ヨーロッパは良いお手本となります。

筆者はパリで暮らす人々はうまく「一人一人」を味わって生きていると言います。
その根底にあるのが、「人は生を受け、死を迎えるまで、結局他人とは完全に分かり合うことはできない」という孤独感です。

彼らは「いかに分かり合えない者同士がともに幸せに生きていけるか」ということを考えているようです。


ゆうすけ

ミス〇ルの歌詞みたい。


筆者の言葉を借りると「日常的に小さな感動を与えあう人生」を目指すべきだということです。

それは例えば、おいしい食事を通して喜びを共有することかもしれませんし、自然の中で語り合うことかもしれません。
とにかく自分の頭で「何が自分を幸せにしてくれるか」ということを考える必要がありそうです。


自分の得意なことは何かを見極める

ここでもう一度「成熟社会」の特徴を記載します。

・多様化
・複雑化
・変化

この特徴をもつ社会の中では「自分の得意なこと」を持っている人は強いです。

自分の「技術」は何なのかということを自信と向き合って話してみることをおすすめします。
その際、意識すべきは「社外でも通用する普遍性を持っているか」です。

もう一つは「自分の会社以外で打ち込めること」を見つけること。
40代、50代になっても続けられそうなことで、自分の仕事の「技術」と掛け合わせると大きなパワーがでるような事柄を選ぶと良いです。

冒頭でも言及しましたが、30代は40代、50代をどう生きるかを模索する時期です。
「自分の得意なこと」を活かして「自分の打ち込めること」に没頭できたら絶対豊かな人生が待ってます。


30代、スキルは何を身に付けるべきか

ここまでは、人生の主人公になるにはどう生きるべきかという広いテーマを扱いました。
ここでは、人生の主人公になるために役立つスキルを紹介していきます。

・クリティカルシンキング
・演じる力
・公共リテラシー

ポイントはこれらのスキルが高まると、会社の外でも通用するということです。
自分の会社の外でも自分がやっていくスキルがあると、会社に縛られず自分の人生に主導権を持つことが出来ます。

クリティカルシンキング

クリティカルシンキングとは、「批判的な」「本質的な」考え方という意味です。
筆者はここに「多面的な」という解釈を加えています。
多様性がテーマとなる「成熟社会」では自分一人の解釈ではなく、多面的な視点を持って思考できるかという点が重要です。

演じる力

現代人は「会社」「過程」「地域」「その他」いろいろなコミュニティに属しています。
演じる力とは、それぞれで自分の役割をうまく「演じる」ことです。
あえて「演じる」と考えることで客観的に自分を捉えることができます。

客観的に自分を見られると、辛いことがあっても過度に落ち込んだりせずに冷静に対応できます。
責任も増えて辛いことも増える30代ですから、このスキルは重要です。

公共リテラシー

大人と子供の違いは公共意識があるかどうかです。
大人になるにつれて世界は自分中心ではないことに気づき、公共性を身に付けていきます。
しかし近年は、地域との関係が薄れ公共の場での振る舞いを学ぶ場が少なくなっています。

30代からは特に地域社会のコミュニティに入っていくことを意識する必要があります。

「クリティカルシンキング」「演じる力」「公共リテラシー」の鍛え方

これら3つのスキルは互いに関連しています。
まずクリティカルシンキングを鍛えるためには自分の意見を持ちましょう。

クリティカルシンキングを行う際には演じる力を使って、様々な視点で考える。

そして自分の意見がまとまったら、公共の場で話してみる。
公共の場は自分の肩書が通じない、自分のことを知らないコミュニティで話すことを意識してください。
これを繰り返すことでそれぞれの力が高まっていきます。

まとめ:35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画

ここまでの内容をまとめます。

自分の人生を生きるために30代から実施すべきこと

・自分なりの豊かな生活を探す

・自分の「技術」は何かを見極める

・「クリティカルシンキング」「演じる力」「公共リテラシー」を身に付ける

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