【初心者向け】CFDの基礎知識から取引方法まで完全解説

・とりあえずCFD口座作ったけど、取引画面がさっぱり分からん
・リスクとリターンがどれくらいあるのか分からなくて何となく怖い

今回はこのような悩みを解決するための記事を用意しました。
CFDって用語もいちいち難しいし、リスクとリターンのイメージが掴みずらいですよね。
実は基本のところは株取引と同じで全然難しくないんです。

私はごくごく平凡なサラリーマンでCFD口座を開設したのは数か月ほど前ですが、
今ではリスクを把握しつつガンガン取引しています。

この記事を読むことで、基礎知識はもちろん、リスクを抑えながら
リターンを狙うにはどうしたらよいかということが分かるようになります。

CFDとは

CFDとは差金決済取引のことを言います。

CFDの実際の取引画面を見てみよう

では実際にCFDの取引画面を見てみましょう。
今回はイギリス系オンライン証券のIG証券を例に解説します。
その中でも高橋ダンさんの影響を受けて商品(コモディティ)取引をしたい方が
多いのではないかと思うので、商品口座で解説します。

出典:IG証券の取引画面より

色々難しそうな言葉が並んでますね… 用語の解説も順次抑えつつ進んでいきますのでご安心ください。

まずはCFDを選択しよう

通常の商品の売買を行いたい場合、まずは①CFDを選択しましょう。
次に左側の②商品を選ぶと取引可能な商品一覧が出てきます。
取引したい商品をクリックすると右側にその商品のチャートが出てきます。

チャートの上で右クリックをすると、テクニカル分析のツール等が使えるように
なるのでぜひ試してみて下さい。

ちなみにバイナリーとノックアウトって何?

CFDの近くにバイナリーとノックアウトという言葉がありますね。
バイナリーとは、選んだ商品がこれから上がるか下がるかを予想する取引と考えて頂いてOKです。

ノックアウトとはノックアウトオプションのことを指します。
取引開始時にノックアウト価格という損切価格を設定することができます。
詳しくは下記サイトで解説されていますので、ご覧ください。

ノックアウトオプション:https://stock-cfd.com/ig_knock-out-option/

CFDの基本的な注文の流れ

続いて実際の注文の流れを見ていきます。

出典:IG証券の取引画面より

①「売り」から入るか「買い」から入るか

まずは「売り」から入るか「買い」から入るかを選択しましょう。
「売り」から入るというのはその商品の下落側に賭けるということです。
「買い」から入るのは上昇側に賭けることになります。

②標準注文かスピード注文か

即座に注文を出すにはスピード注文を選びますが、成行でしか注文できません。
条件指定する場合は標準注文を選びます。

③取引条件

成行とは

成行は価格を指定せずに注文を出すことを言います。
確実に注文を通したい場合に使用しますが、ときに思わぬ価格で約定してしまうことがあります。
これを緩和するために、スリッページを指定することができます。スリッページとは現在価格から
何ポイント離れた価格まで買い付け(売り)を許容するかという意味です。

例えば、現在価格1000ドルの商品をスリッページ10で成行で買付注文すると、
1010ドルまでは許容して買い付けが実行されます。

指値・逆指値とは

金額を指定して買い付ける方法です。
「買い」から入った場合、商品の価格が指定した金額以下になったら指値で買い付けが入ります。
「売り」から入った場合、商品の価格が指定した金額以上になったら逆指値で売りが入ります。

IFDとは

If done(イフダン)注文のことを言います。
新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる決済条件を同時に指定することができます。
例えば、商品を1000ドルの時に買って、1200ドルになったら決済で売るといった注文ができます。

IFOとは

IFOを解説する前にOCOという用語を解説する必要があります。
OCOとはOne Cancel the Otherの略です。新規注文もしくは決済注文において、異なる2つの指値注文を出しておき、
片方の条件で約定したら、もう一方はキャンセルとなる注文のことです。

IFOとはIFDとOCOを足し合わせた注文方法になります。
新規注文と同時に、その注文が成立した際に初めて有効になる2種類の決済条件(利益確定の指値注文と損切の逆指値注文)
を同時に出すことができます。
例えば、商品を1000ドルの時に買って、1200ドル以上で利益確定、700ドル以下で損切するといった注文ができます。

サラリーマンだから日中は取引画面なんか見てられない!という方にはお勧めの注文方法です。


④ロット数と注文レート

最後にロット数と注文レートを決めます。
ロット数とは、注文単位のことです。画像の例で言うと、7414ポイント×\100が1ロットです。
仮に0.5ロットだと\370700分の商品を購入することになります。
注文レートは注文するポイント(7414ポイント)になります。

画像の例だと通常\741400が必要になりますが、維持証拠金は\37070のみとなっています。
つまりこの場合だと20倍のレバレッジをかけて取引を行うことになります。

リスクとリターンはどこを見れば分かる?

リスクを減らすために覚えておくべき取引方法

リスクリワードレシオ

ノースリッページ注文

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